2013.08.31 明日はいい日になりますように…。


変な一日でした。

今日はなんとも嫌な気分になることがありました。午前中に一件、そして帰り道に一件。世の中には失礼な人がいるものです。
特に夜の方は、何とも情けない。

家路に着くべく帰り足をはやめていると向こうから『ムッシュウすみません』と。
話を聞いてみると車が故障してしまいガソリンスタンドを探しているとのこと。
自分自身車を運転するということもあり、出来るだけ分かりやすく教えていると、『なるほど。まずこの道をまっすぐ行って、それから二つ目の交差点を右に。そして大きな交差点を左に行くのね?うんうん…。でも結構距離ありますかねえ?私、駐車禁止の場所に停めているんだけどここら辺ポリスの巡回ってありますかあ?実は今妻に電話したところで、、』と道順以外のこともベラベラ話し始めます。
それでも『私も運転しますから…。』と何度も道を教えていると『いやあ、実は家に身分証明書や財布一式忘れてしまって、で、妻が来るのが一時間後なんですよ〜。ガソリンスタンドまで辿り着けてもお金がちょっと心配でねえ。あなた5、6ユーロ偶然ですが持ってません?』と。

なんだそういうことですか。
最初から5、6ユーロくれないか。という代わりにそんな面倒くさい嘘話をして、人にさんざん道順を教えさせて同情させておいて、、という魂胆。
あー嫌だいやだ。たかが700円程度の為にそんな嘘をつくなんて。あなたのメンタリティ本当残念だと思います。

この人きっとこの辺りの住人なのかな、と家に帰って思いました。ガソリンスタンドの場所もきっと知ってて聞いてきたんだろう、と思うと馬鹿正直に繰り返し教えていたことが完全に時間の無駄だと思いました。次回、夜遅くにこんなことを聞かれたら『知りません』と言うだろうなと一人思いました。こういう輩には関わるだけで危ないのです。

そんなことがあった一日ですが、気を取り直して。

明日は水泳して肩の筋肉を十分ほぐそうと思います。
なにせ月曜日はビキューナ生地でコート作成に入ります。10cmの生地価格が5万円以上する生地なので、これは神経を集中していかないといけません。

日本ではビキューナ生地でコートを作成する場合、カシミア生地で仮縫い→本縫いまでして一着お納めし、その後ビキューナ生地を裁断するようですが、私はダイレクトに生地裁断→仮縫い、納品する予定です。カシミア生地で一着作る時間的余裕はありませんので。。

パターン作りから裁断までびっしり撮影が入る予定で、かつビキューナという生地についての、パターンについての説明を織り交ぜながらの作業なので初歩的なミスをしやすい。でもきっと大丈夫、なにせ最近は絶好調なのです…!

毎日12時間以上縫い続けていますがストレスもなく、仕立てているのが最高に楽しいのです。自分達の手からこんなに美しいものを作っているなんて。仕事をするのが素直に楽しく、嬉しい。

最高です。

テレビ撮影もおそらく大変だと思いますが、同時に非常に楽しみです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です