2013.07.29 引越後のアトリエにて…


今まで数ヶ月に渡ってお伝えしてきましたブティック工事が、ようやく終わりを迎えようとしています。

7月28日は、朝から新アトリエに向けて引越をしました。当初何往復必要だろうと思っていた大量の生地、道具、作りかけのスーツ達(新しいアトリエに掛けていったらその量に驚きました!一体これだけの量をよく収納できていたものです。。)も友人Rさんのお陰でなんと二往復で終わってしまいました!

引越翌日の月曜日、まずは Salon d’Essayage (仮縫いルーム)のカーテン作りを行います。


写真2

 

私達はタイユールですので、付けるカーテンもスーツ用の紳士服地を選びました。英国ホーランド&シェリーの生地は打込みも強く、そして分厚さもあるため綺麗なドレープを描いてくれる事と思います。今日一つ目のカーテンを作り終えたので明日は二つ目に取りかかります!こうして少しずつ“自分達のお店作り”を完成させていくのは本当に楽しいことですね。

写真3

こちらは中庭からアトリエを見た写真。築100年をゆうに超えるこの建物は、細かな部分に至るまでしっかりと作られています。中庭側の扉、鍵の形状(信じられないくらい鍵を閉めるのが難しく、コツを掴むまでは大変そうです。。)、ひさしの形に至るまで使い込まれた美しさがあります。石の文化ならではの歴史を感じますね。今後は少しずつそういった部分もご紹介していければと思います。

 

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