2012.09.22 まさかの契約破棄…


私達にとっては残念なこと、もしくはラッキーなこと!?

皆さん今日は。早速ですが表題についてお伝えさせて下さい。実は数ヶ月前より交渉を続けており、またつい数週間にはほぼ確実、と思っていた私達のブティックの契約が、契約予定日直前になってかなわぬものになりました。フランスでは多くの場合、店舗を借りる際弁護士もしくは契約書をしっかりと読め、交渉能力の長けている人物に不動産屋との間に入って頂き、契約に関すること細かなことを決めていきます。こうした人物を通さず、直接不動産屋と交渉する方は、余程知識がある人間かそうした業務に日常的にかかわっている人以外ではかなり稀だと思います。私達は当然ながらそうしたことに人一倍長けている訳ではないですし、また外国人ということもあり、弁護士さんに間に入って頂きました。契約に関しては最初から色々とあったのですが、、仮契約のサインをしていたということもあり、あまりにおかしなことは起こらないだろうとタカを??くくっていました。

契約一日前に大家さんから『家賃を100ユーロ値上げします。ご理解下さい』という通達があり、本来であればお互いが譲歩できるところまで話し合いを進めて行くのですが、どのようなことを弁護士さんから提案しても、、残念ながら難しい結果となりました。

多くのお客様に、来月にはブティックができます。とお伝えしていましたし、私達にとっては生まれて初めての自分達のお店。お店の外観、また内装、生地を置く棚、テーブルなどどのように仕上げて行こうか・・ととても楽しみにしておりました。ただ弁護士さんからは『借りる前から通常では考えられないような(かなり奇妙な)交渉だったのだから、これでは入ったあともトラブルが生まれるに違いない』『そういう物件にはできるだけ自分から関わらず、別物件を探した方がいい』との助言を頂き
、また私達も大家さんのあまりの変わり様にいい信頼関係を結ぶのは困難。と感じてしまいましたので、最終的にこの物件を借りるのは辞めることにしました。

お伝えしました皆様には、申し訳なく思っておりますがどうぞご理解頂けますことを願っております。これからも気長に、よりよい物件を探して行きたいと思いますので、今後とも暖かく見守って頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

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